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年中行事についての日本-インドネシアの比較 [My 作文]

どこの国でも年中行事があり、それぞれの国の行事や祭りの中でやり方や種類も異なっている。日本では中国文明や仏教の影響を受けたため、似たような行事や祭りもある。インドネシアの場合、イスラム教、キリスト教、仏教、ヒンズ教の影響に与えられ、多民族国家であり、行事や祭りの種類もさまざまある。
 日本には一年を通じて春から冬にかけて色々な行事がある。例えば、雛祭り、端午の節句、七五三などのように子供が健康に成長することを願うために行うものや、お盆のように先祖を供養するもの、節分のように悪い鬼を追い出して家内安全を願うものなどである。それから、日本の主な祭りは札幌雪祭り、博多どんたく、祇園祭りなどがある。祭りを行う目的は健康や幸福を願ったり、農業や漁業の豊作や豊漁を願ったり、神様に感謝したりするものも多い。そして、歴史にちなんだ祭りや商売繁盛を願ったり祭りもある。
 日本に比べると、インドネシアでは民族の習慣や宗教によって行事や祭りを区別されている。意味や目的から見ると、日本と同じであるが、やり方と形が違っている。いくつかの例を挙げると、①.AKIKAH・アキカー、1-3ヶ月ぐらいの赤ちゃんの髪の毛を切ったり、ヤギを屠殺して肉を人に配ったりするイスラム的な儀式である。アキカーは子供の健康や成長を祈るためである。②.亡くなった祖先を供養するGALUNGANとKUNINGAN。これは日本のお盆に似たような行事で、ウク暦に準じて行われる。ガルンガンは迎え盆という近い意味で、クニンガンは送り盆に当たる。バリ島の人々はこの期間中に墓地や自分の先祖霊が奉られている寺院に行き、供え物を差し出す。③.豊作・豊魚を祈ったり感謝したりする祭り(UPACARA SEDEKAH LAUT=海で行う儀式)など。
 私には、行事や祭りはある国の誇りとしての文化であるこそ、次から次へと新しい世代にそれを大事にして守り続けて伝えるべきだと思う。もし外国からの観光客が訪れたら、やはり行事や祭りのようなものを見せずにはおかない。これは、また特殊な国家や国民のアイデンティティーを示したものなのだと思う。日本は四季がはっきりしているから、お花見やお月見のように季節の移り変わりや自然の美しさを楽しむものも多いと言われている。インドネシアは宗教に信じる国家だから、厳粛に行われている行事がかなり多い。普通は、行事や祭りを始める前に踊りや歌とともにみんなで楽しむ。
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